WSS3.0 コンテンツDB -(1)- 環境構築~AllDocs構造 [技術情報]
やっとWSS3.0のテスト環境が構築できました。
ReadMeも見ずにテスト的に作ったからちょっと不安だけど、とりあえずサイトの作成ができたから大丈夫そう。でもまだメールとかは設定は完了してないけど。。。まぁ、この辺はkunitakaさんのページとかを参考にあとで修正しましょう。
まず、第一感想。重いっ!!確実にSPS2003より重くなってる。会社のMOSS2007への移行プロジェクトが心配になってきた。無事移行できてもユーザーが納得するかなぁ?
見た目はかなりよくなってるね。しかし、ちょっとした画面の遷移でも時間がかかるのは見た目を強化したせいだろうか?
実は会社ではSQLServer2000のストアドを駆使していろいろな統計情報を取得したり更新処理を保管したりしています。今回WSS3.0ではゴミ箱機能が装備されたこともありかなりのストアドを修正する必要性があるのではないかと考えています。
SPS2003のデータベース構造は以前書いたことがありますがWSS3.0はどうなっているのでしょうか?早速、気になっていたデータベースの中身を確認してみた。
【主なテーブル】
ComMd → ComMd
Docs → AllDocs ?
DocVersions → AllDocVersions ?
Lists → AllLists ?
Personalization → Personalization
SiteGroups → Groups ?
Sites → Sites
UserData → AllUserData ?
UserInfo → UserInfo
WebGroupMemberShip → GroupMemberShip ?
WebGroups → Groups ?
WebMembers → WebMembers
WebParts → Webparts
Webs → Webs
ゲゲッ!?テーブルの数が多い。。。しかもテーブルの名前自体が変わってる。ストアドは全滅かも。
つぎにDocsのカラムについて確認する。
【DocsとAllDocsの差異】
Docsから削除されたカラム
CheckoutSize → ×
Content → ×
CheckoutContent → ×
AllDocsに追加されたカラム
× → ListDateDirty
× → ProgId
× → DeleteTransactionId (PK) 主キーが追加されているということはゴミ箱対応かな?
× → SetupPathVersion
× → SetupPathUser
× → UnVersionedMetaInfo
× → UnVersionedMetaInfoSize
× → UnVersionedMetaInfoVersion
× → WelcomePageUrl
× → WelcomePageParameters
× → IsCurrentVersion
× → Level
× → CheckinComment
× → AuditFlags
× → InheritAuditFlags
× → DraftOwnerId
× → UIVersionString
× → ParentId
× → HasStream
× → ScopeId
× → BuildDependencySet
× → ParentVersion
× → ParentVersionString
× → TransformerId
× → ParentLeafName
× → IsCheckoutToLocal
× → CtoOffset
× → ExtensionForFile
× → ItemChildCount
× → FolderChildCount
うーん、単純に考えてもデータカラムが増えているということは書き込みにも時間がかかるわけで、重い理由がなんとなくわかった気がする。